今更だけど一人親方とは?メリットデメリットの説明

2020.10.21

建設業界でよく耳にする「一人親方」についてご説明致します。

建設業界では「一人親方」という言葉をよく耳にしますし、身近でも何人かいるかと思います。
今回は改めて一人親方についてご説明致します。

1.そもそも一人親方とは?
建設業における一人親方には以下が当てはまります。

①労働者を使用していない
②工事契約は個人として請け負っている。
③グループで工事を行っていてもそれぞれが雇用関係が無い
④自分の判断で仕事を受けるか否か、諸条件を交渉できる立場にある
⑤上記の内容が常態としてある。

自分一人で裁量を持って働かれている職人ですね。
但し、実態として自分の裁量で色々な判断ができない場合など、一人親方ではなく労働者と見られてしまい、
元の会社の社会保険に加入すべき場合が出てきます。

それでは一人親方になるメリットとはなんなのでしょうか。


2.一人親方のメリット

①自分の裁量で判断ができる
 仕事の取捨選択や作業時間なども自分で決めることができます。
 稼ぐも稼がないも自分次第です。


②手元に入るお金が増える
 会社に所属していると、決まった給料が支払われるだけですが、
 一人親方は直接仕事を請負うため現場に応じて入ってくるお金は上がります。

③請負で仕事ができる
 建設業界では1日いくらの日給月給で働いている方も多いですが、一人親方になると、
 「この現場でいくら」という請負での仕事を請負うことができるようになります。


逆に以下のようなデメリットもあります。


3.一人親方のデメリット
①出来る範囲が限られてしまう
一人で作業を行っているため、出来る範囲が限られてしまいます。
場合によって複数の職人を集めて現場に対応する場合もありますが、
大きなものを請負うのは難しく、仕事量は一定の範囲までになってしまいます。

②仕事を取ってくる必要がある
 会社に所属していると、施工だけに集中できたかもしれませんが、
 一人親方の場合、自分で仕事を取ってこなければなりません。

③仕事がなくなると定期的に入るお金がなくなる
 今年であればコロナのような世の中的な影響で仕事がなくなったり、
 体調を崩し休んでしまった場合は収入がなくなってしまいます。

④大手の建設会社と直接取引ができない
 大きい会社ほど、個人とは契約しない場合が多いです。
 そのため大きな現場に入るときも一次や二次請けの下に入る必要があります。


4.結局稼げるの?稼げないの?

メリット、デメリットありますが、雇われて働いていたときの作業量で比べるのであれば、
一人親方の方が稼げます!


自分の裁量で動き、大きく稼ぎたい方は独立して一人親方へ、施工にだけ集中し、
集客や書類のことは会社に任せて安定した暮らしがしたいという方は会社に所属した方があっているかと思います。

自分の思い描く働き方に合わせ、将来を考えましょう。